効果的な目標設定のコツ

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会社で毎年目標設定をする人は多いと思います。評価にもつながるし大事なことはわかっているけど、どうにも気が重い作業の一つと感じることが多いのではないでしょうか。やる気をもって取り組んで行けるような、効果的な目標設定はどうやれば良いのか、おすすめのコツをご紹介します。

やりたい目標を設定する

「自分がやりたいことを目標にする」がやる気になる目標設定の基本の基です。この発想が全く無く、仕事は与えられた目標に対して動くものだ、と思っている人が非常に多いですが、それではよほどのマッチングがないと、やる気がでる目標にはならないでしょう

やりたいことを目標になんてできるわけない、という声が聞こえてきそうです。もちろん組織の中での仕事ですから、全部が全部、自分がやりたい仕事だけで目標を埋め尽くすのは難しいでしょう。しかし自分がやってみたいことを入れ込むことで、その目標に対して前向きになれる・工夫をする・時間を作るように努力する、ということを日々実践していくことで、他の目標に対しても好影響を出せるはずです。

またあくまでも仕事の目標ですから、やりたいことは通常何らかの形で会社の業績やプロセス・カルチャーなどに良い影響を及ぼす内容になるはずです。それを目標にできないということは理屈が通りません。提案してみましょう。自分にも組織にもメリットしかありません

「落ちてきた目標」にしない

最悪なのは、「上から落ちてきた目標」を自分の目標として設定することです。ここには「なぜその目標をやり遂げるのか」という根本的な問いに対する答えがありません。「会社の指示だからやらなければならない」「全社目標必達」といった発想は、現実面では必要な考え方ではありますが、これだけでは、決してやる気になって、前向きに達成に向けて自分から動こうという風にはならないはずです

難しさを上司と部下の間でお互いに確認する

「本当はこんなことができるとワクワクするけど、難しいからやめておこう」とか「低く目標設定しておいて、それを超過した結果を残した方が評価されるから、できるだけ低い目標を設定しよう」というのは、普通の発想だし、うまく組織の中で過ごしていくのに、有効な方策であるかもしれません。しかし今回のテーマにある「やる気になる目標」にはなり得ません。

やる気になるには「こんなことができるとワクワクする」を目標にして達成に向けて工夫したり、「チャレンジングな目標」を設定して有言実行で達成する、といった行動をした方が良いのです。でもそれをしないのは、簡単な目標を設定して達成する>挑戦的な目標を設定して未達に終わる、という評価が多いからです。

ぜひ上司と目標設定の時に話をして、難しい目標を設定して挑戦するので、達成できれば高く評価してほしいし、残念ながら未達に終わっても、少なくとも簡単な目標設定で達成した時よりは、高く評価をしてもらうことを合意しておくとよいでしょう。上司にとっても、難しい目標を設定して自ら挑戦してくれる部下がいる方が、部門運営上でメリットが大きいはずなのです。

進捗と結果を振り返る

もうひとつやっておいた方が良いのは、設定した目標に対する進捗を、上司との間で定期的に共有していくことです。そして一年が終わった時に振り返りをしましょう。これは適切な評価を受けるためという実利的な目的もありますが、目標設定の適切さを上達させていく、という目的があります。

目標を適切に設定するというのは、かなり難易度が高い技術です。その割に目標設定のトレーニングなどがあることは稀で、多くの人が落ちてきた目標を自分のものとして設定したり、自分で探すときでも身の回りにあるポイントを拾い上げて目標に設定したりといった程度のことしか実施しません。

目標を設定したら、その進捗や結果に対する振り返りをし、上司からフィードバックも得ることで、自分の目標は適切だったのかという見方をすることができます

上手に目標設定ができることで、より自分自身が目標に対してコミットできる、ひいては目標に対してやる気になれる、という循環が起きるので、その意味で進捗確認・振り返りを実施しましょう。決してチェックを受けているとか、ケチを付けられる場だから、上司との面談は避けたいなというマインドに陥らないことです。

まとめ

目標設定を効果的にすることで、仕事のやる気が増す、上司とのコミュニケーションがスムーズになる、ひいては評価が上がるという期待ができます。

自分がやりたい目標を設定し、落ちてきた目標で妥協せず、難しい目標に楽しんで挑戦し、目標設定のスキルを上げていくことで、この好サイクルを回していけるようにしていきましょう。

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