聞き取る力がスピーキングにもつながる基礎力
多くの日本人が英語のスキルの中でも苦手にしているのがスピーキングですが、話そうと思ったら聞くこと、リスニングが出来ることが不可欠です。一方的に話す場面なら別ですが、多くの場合は会話や議論はキャッチボールになるため、リスニングができないと次に喋ることにもつながりません
ということで、英語のリスニングについて、どういうトレーニングをするのが良いかを解説します
リスニング力を高めるトレーニング
リスニング力を高めるトレーニングは多種あります。
- ひたすら同じ英語を覚えるまで繰り返し聞く
- 長時間とにかく英語を流すことで英語耳を作る
- 英語を聞いて書き出すディクテーションをする
- 映画や音楽など、自分が好きなものを通じて英語を聞く
等々。もちろん個人個人にあった方法というのがありますし、英語のレベルもまちまちなので、”どんな人にもこれがベスト”みたいなトレーニング方法はありません。
ここではTOEICで500〜600点あって、より一段のレベルアップを目指したいけれども、忙しくてそんなに時間を英語だけには使えないという人を対象に、短時間で・どこでも出来るトレーニングを紹介します。
それはシャドーイングです。聞こえてきた音声のすぐあとを追って同じ音声を発するという英語の勉強法です。教材は何でもよくて、自分にあったものをチョイスした上で、その教材を流しながら同じことを喋ろうとするトレーニングです。
このメリットは短時間の訓練でも力がつくことです。ひとつひとつの英文に集中して行うので、逆言うと長時間行うのは体力的に厳しいものがありますが、1回に10分とか30分とかの時間で十分にスキルアップが望めます
ただ英語をながらで聞いているだけでリスニング力は上がらないですし、かと言って繰り返し同じ音源を聞いて力をつけようとするのは、正直つまらないです。余程根気強い人でないと、繰り返し繰り替え費同じ練習なんて出来ないはずです
ディクテーションという、聞いた英語を書き出すというトレーニングは、書くことによって正確に一語一語を聞き取ろうとするので、シャドーイングよりも更に力が付きやすいといえます。ただ残念なことに書き出しが出来る環境にないと出来ないので、例えば歩きながら小声でブツブツ言えるシャドーイングとは続けやすさが違います。またディクテーションって一語一語が全部聞き取れないと達成感が感じられないので、気持ち的になかなか続かないですね
シャドーイングで上達するコツ
ひたすら真似ることに付きます。単語を拾う事に注力しすぎずに、発音・イントネーション・強弱など、英語を聞きながらモノマネをする位のつもりで似せるように喋って見ることが上達の近道だと思います。
余談かもしれませんが、人の物まねが上手な人は語学の上達も早いなぁとは思っています。他人や言語の特徴を捉えて、それをうまく再生するというスキルが共通しているかもしれません。英語の学習に気が重い方は、まずは物まねから入るのが新しいアプローチかも(笑)
シャドーイングするためのオススメ教材
前述のように教材は個人個人で好きなものをチョイスすれば良いのですが、どこでも出来て、時間数が長すぎず、内容に興味が持ちやすくて、費用もかからない、という観点で選ぶと英語ニュースなどのPODCASTがオススメ出来ます
TEDは色々なPODCASTがありますが、Dailyをオススメするのは一本一本が比較的短時間だからです。この位であれば時間も取りやすいし、集中してシャドーイングもしやすいと思います
this morning with Gordon Deanはアメリカのニュース番組で30分くらいの長さがあるので、毎日これを全部シャドーイングするのは骨が折れます。トピック的に気になる部分だけを使ってトレーニングするのが良いと思います。この教材を使うとアメリカの話題に強くなるので、例えばアメリカ人と会話や雑談とかをする機会がある人は、時事ネタなどに強くなれるという副次メリットもあります
Business Warsはいわゆるラジオドラマです。ライバル企業のバトルを取り上げているので、臨場感がある内容となっており、興味深く聞いてトレーニングすることが出来ます。アメリカの英語版は多数のエピソードがあるのですが、そのうちの一部は日本語版もあるので、それを聞いてから英語版を聞くと、理解しやすいというのもメリットです
リスニングを制するものはスピーキングも制す
さぁリスニング力を高めて、スピーキング力のアップにも繋げ、自信を持って会議やプレゼンでのQ&A、そして雑談や食事の場面で会話を出来ることを目指していきましょう
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