管理職のプレッシャーへの対処法 どうやって乗り越えるか

個人

管理職になりたての頃に、強いプレッシャーを感じることがあります。そのために本来持っているパフォーマンスが発揮できない要因になってしまったりするリスクがあります。多くの人が陥りがちな、誤ったプレッシャーを紐解き、前向きに管理職としての仕事に取り組んでいけるような話をしていきたいと思います

管理職は答えを持っていないといけない

「管理職はすべての事象に対して答えを持っていないといけない」「部下から聞かれることに対して、答えを出し続けないといけない」というプレッシャーを感じている人が多くいます。

これは前時代的な考えで、いま管理職がこの様な考え方を持つ必要は全くありません。以前の様に環境や技術の変化スピードが遅く、安定した状態が続いていた時には、仕事の多くは以前の経験を持っていれば対応できるものでした。この頃はたしかに経験豊富な管理職は、様々な案件に対する答えを持っていることが期待されていたと言えます。

また新しい情報の多くはトップ層から、職場の階層に基いて順々に降りてきていました。この時には管理職は部下よりも多くの情報を必然的に握っていたので、部下が知らないことを提供することがたやすくできました。

いまは時代が違います。変化は激しく急速で、何十年も前から積み上げてきた経験だけでは対処できない事象がたくさんあります。また情報の流れも一方通行の上から下へではなく、縦横無尽に情報が流れるようになっています。

この中ですべてのことに対して答えを持っている管理職がいるはずもないし、期待されてもいません。このプレッシャーはまず最初に捨てましょう

たくさんの仕事をしないといけない

この思い込みに基づくプレッシャーも捨てたほうが良いです。「さらなる期待をされて管理職に昇進したのだから、大量の仕事をしないと」とか「部下よりもたくさん働かないといけない」という無用なプレッシャーを感じている管理職が多く、結果としてチーム全体にもプラスになりません。

管理職の役割はチームが最大の成果を上げ、所属するメンバーがモティベーション高く・成長を続けることで、次の成果の最大化に貢献していってもらえるように采配をふるうことです。決して雑用をたくさんやって、部下に楽をさせることではありません

大量の仕事を抱えてしまい、」部下に振り分けることができない管理職の方へのアドバイスはこちら

何かあったら責任を取らないといけない

失敗したり、業績が悪かったら、管理職である自分が責任を取らないといけない、と思い、その事が怖くて挑戦やリーダーシップの発揮ができにくくなることがあります。責任を取るのは責任者として、実際にやらなくてはいけないことですが、具体的には責任を取るって、どの様なことでしょうか。

ビジネスパーソンとして一番重い責任のとり方といったら職を辞することでしょうか。これは生活基盤も崩れますし、長年一緒にやってきた職場の仲間とも別れることになるので、辛い責任の取り方と言えるでしょう。

しかし、筆者は少なくとも自分の身の回りで起きてきた事象の中で、仕事で失敗なり未達成のことがあった場合に、辞職をするという責任のとり方をした管理職を見たことはありません
それどころか、実際には何も起こらない事例も多いですし、あってもボーナスが一時的に減る、昇進が少し遅れる、といった程度の影響しかない場合がほとんどです。

実質的に大した影響がないプレッシャーを感じるのは止めてしまい、やりたい仕事をやりたいようにやった方が良いと考えます

部下管理の様な、やったことがない仕事に取り組まないといけない

個人としては優秀で、業績を達成し続けてきた人でも、管理職になって部下の管理をするとなると、うまくできるのかと不安になり、プレッシャーを感じる場合があると思います。

これは感じたほうが良いプレッシャーだと思います。個人活動とチームリーダーとして部下管理・育成をするのは経路が違う仕事なので、初めて行う時は緊張するのが自然です。

ただし不要に過度なプレッシャーを感じる必要もありません。最初から全てにおいてうまくやる必要はありません。管理職として部下管理・育成をするための型、というか方法論は早期に学ぶ必要はありますが、あとはそれを元にしながら、実践でトライ&エラーをして、管理職としてのスキルアップをしていこう、という心持ちがよいでしょう。

他の仕事は段々とスキルアップしていくのが普通なのに、管理職の仕事だけ最初からパーフェクトにできるなどと思わなければいいのです。

ただ一点だけ最初から気をつけておく必要があるのは、部下に対するハラスメントです。これまでとは立場が違うので、何気ないことがハラスメントと取られるリスクは増えます。ここだけは常に最新の注意を払って行動していきましょう

前向きに、しかし気楽に

ここまで書いてきた様に、不要・無用なプレッシャーを感じ、その事によってパフォーマンスがむしろ落ちてしまったり、消極的な仕事振りになってしまうのは、もったいない話です。

管理職として前向きに仕事をして、これまでやっていなかったようなチームリーディングの仕事で大きな成果を上げていくことが期待はされますが、あくまでも気持ちは楽にもち、ケ・セラセラのマインドで取り組んでいくことをオススメします

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