納期遅延する部下 なぜ守れないのか どうするべきか

チームと組織

納期を守れない部下に頭を抱えることは、残念ながらよくある問題です。たとえ良い仕事をしても、納期遅延をしては台無しです。ましてや当たり前に仕上げて欲しい仕事で、納期が守られないと目も当てられないと感じるでしょう。

この記事では、納期遅延を起こす部下が、なぜ納期を守れないのかどう対応するべきかについて取り上げます。

なぜ守れないのか

なぜ納期を守れないのでしょうか。以下の様な理由が考えられます。

  1. 納期に関する意識が低い。納期に遅れても気にしていない
  2. 仕事の見積もり・段取りが甘い
  3. 取り掛かりが遅い
  4. 仕事を納期通りに仕上げる能力がない
  5. 仕事が過剰にあり、回っていない
  6. (番外編)納期を忘れてしまう

原因別の対処法

納期に関する意識が低い。納期に遅れても気にしていない

まずしっかりと叱ることです。納期に遅れても叱られなかったりした経験から、色々な仕事についての納期意識が希薄になっているケースがあります。納期遅れは品質問題と同様の、仕事上で起こしてはいけないエラーだということをわからせる必要があります。具体的に次工程や関係者に対して、どの様な迷惑をかけるのかといったことを教えることも必要かもしれません。

仕事の見積もり・段取りが甘い

このタイプの場合には、スキル向上させる必要があります。具体的に仕事を指示した後で、本人から段取りやそれぞれのタスクにかかる見積もりを話させる機会を作りましょう。恐らくあまりしっかりした見通しを作らずに始めていて、後半に時間がなくなるパターンだと思います。教育をしてスキルアップを図りましょう。

取り掛かりが遅い

このタイプも、実際に遅れの原因を確認していくと多いパターンです。例えば1ヶ月の納期で仕事を渡しても、最後の数日でしか仕事をしない部下がいます。このタイプの部下に「早く取り掛かるように」と言ってもまずやらないです。対策としては1ヶ月の仕事でも、それを細分化して1週間の仕事x4つの様にして取り掛からせる、というタスクの細分化が有効でしょう。

仕事を納期通りに仕上げる能力がない

この場合は、管理職の側に責任があります。本人の能力を超える仕事をアサインして、納期を守れないと言っている状態では、物事は良い方に転がっていきません。この場合は部下の能力開発を続けていくことはもちろんですが、当面は能力に見合った仕事を渡して、納期を守れる様にしていきましょう。

仕事が過剰にあり、回っていない

この場合は、部下本人がそうは言わないケースが多いと思います。普段の仕事振りを観察したり、残業時間のモニターをして、仕事が過剰になっていないかを見極めましょう。その上で過剰であると判断したら、仕事の整理・生産性の向上を図らせます。上司も一緒に入ってサポートしても良いと思います。また必要な場合には並行して、仕事の役割分担を見直して、一つ一つの仕事の納期遵守が図れるようにしましょう。

(番外編)納期を忘れてしまう

番外編と書いている通り、レベルが違う話です。しかし納期を守れない部下の中には、実際に納期を忘れてしまう人が一定数いると思います。この部下への指導は難しいのですが、少なくともToDoリストを作って、できればカレンダーと連動させるなど、強制的にリマインダーも出るような仕組みの中に入れていくことは、ある程度の効果があるはずです。

長期戦を覚悟しましょう

いくつかの原因別の対策を話してきましたが、いずれも部下自身が自立して納期を守る様になるには時間がかかります。根気強くやりましょう。納期遅れを起こす部下がいるということは、管理業務が増え、かつトラブルシュートに追い回されることが発生しやすい状態です。時間をかけてでも抜け出せるように、長期戦での指導をしていくことをおすすめします。

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