報 連 相 (ほうれんそう)は仕事の基本? ほんとは何のため?

チームと組織

「報連相は組織で仕事をしていく上での基本」などと言われたりしますが、単に面倒くさい業務とか、上司から色々言われて大変になる、とか否定的なイメージを持っている人も多いと思います。
そんなイメージを変えて、報連相をすることにモティベーションを感じられるような使い方・役に立つポイントについてお知らせしようと思います

自分を護るため

まず最初に認識しておいて欲しいのは、報連相は自分を護るために役立てる、ということです。仕事がうまく行っていれば、自分を護る必要はありません。攻めて攻めて成績を上げ続ければ良いわけです。
しかし、常に物事がうまく転がり続けるなどということはありえません。何かしらの理由で取れると思っていた契約が不成立になったり、目論んでいた成果物ができなかったり、必達だと思っていた納期が守れないことが判明したり、想定外のことが起きる例は枚挙にいとまがありません。

組織というのは不思議な力学が働くので、そんな時に得てして悪者を作ったり、誰かの責任という印象付けを行ったりすることがあります。最悪なのはそういった際に上司や親しい同僚が、「聞いてなかった」「報告を受けておらず認識していなかった」「相談してくれれば別の対応をしたのに」といった発信をすることです。

報連相をし、記録も残しておくことで、この様な理不尽とも言える指摘を受けることを避けることができます。余程の悪人でない限り、報連相を受けていて、上記のようなことを言う人はいません。

仕事をしていればうまく行くときも行かないときもあるのは当たり前ですが、うまく行かなかった時にどういう評価・評判・印象を持たれるかで、その後の処遇が変わります。報連相をすることは、悪い影響を防ぎ、常に信頼感を保って充実感がある仕事を続けていくためのアクションだということになります

上司を護り、結果として自分を護るため

もうひとつの視点は、自分の上司が足元を救われてしまわないように護るために報連相をするというものです。組織の中で階層が上になればなるほど、現場の動きは耳に入らなくなります。例えばトラブルが発生しているケースなどです。

顧客や関連部署が、何かの流れでそのトラブルケースを上司に話した時に、そのことを知らないと、「情報把握ができていない」「悪い情報が上がらない風通しが悪いマネジメントをしている」といった評価を受けてしまうことにつながります

上司の評価が低いということは、組織全体の評価が低くなり、信頼感を得にくくなります。そうなると何をやるにしても、マイナスからのスタートのようになってしまい、仕事で成果を出すのが難しくなっていきます

そうならないように、上司には常に必要そうな情報を上げることで、上司の評価を高め、ひいては自分も仕事がやりやすい環境を維持していくという事を実現できるわけです

自分を護ることで、仕事をしやすく、認められやすく

自分を護るということは、やや消極的な印象を与えるかもしれません。しかしこれは充実した仕事を継続していくために、必要な行動だと捉えましょう。護ること自体は目的ではなく、より大きな目標や成長を達成するためのツールです。

実際に報連相をすると自分が思っていなかったようなフィードバックを受けたり、予想外の叱責を受けたりすることもあるので、つい報連相を避けるように考える発想も理解はできます。しかし一回一回の面倒臭さよりも、長期的に組織の中で活躍するための居場所を確保すること、という思想で、報連相に積極的に取り組むと良いことがあるなと、感じます

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