やる気がない部下〜やらなければいけない事からやりたい事へのパラダイムシフト

チームと組織

ウチの社員はやる気がなくって、という声は多くの企業で経営者からフロントラインマネージャーまで、非常によく聞く話です。

多くの社員がいれば、社員間でやる気の差があることは避けられませんし、日本人が全体的に仕事に対する熱量が低いという調査結果もあるので、この声は真実なのでしょう

それでもやる気を出させていくことは、業績アップに留まらず、職場の雰囲気の改善や離職率の低減など、様々な効果があるので、管理職としては取り組む重要性が高いテーマのひとつでしょう。

社員個人個人のタイプに従って、やる気を出させるための指導をしていくことも必要ですが(やる気がない部下への対応方法はこちら。やる気も能力も低い部下への対応方法はこちら)、並行して組織全体としてやる気が高まるような仕掛けもしていきたいところです

やらなければいけない事でヘトヘト

なぜ多くの組織がやる気が低いのでしょう。理由の一つに、あまりにも毎日の仕事が「やらなければならない事」で満ち溢れているから、というのがあります。

ルーティンとしての伝票処理、資料作成、報告、打ち合わせ、等々。一日・一週間・一ヶ月を取ってみても、こういった仕事ばかりです。終わってホッとする間もなく、次の仕事、その次の仕事。でも振り返ってみても、それらの仕事で自分が何を達成したのかもわからない。

この様な状態で仕事をしていれば、内的要因でやる気を高めるのは至難の業です。

やりたい事を見つけましょう

一方で趣味がある人は実感できると思いますが、やりたい事をする段になると、熱意が違います。時間を見つける工夫をする、上達するための調べ物やトレーニングをする、道具の研究をした上で購入するお金の算段をつける。
趣味なんて「やらなければならない」要素は全く無くて、「やりたい」だけでやっていることですよね。

これを仕事にも応用します。でも仕事上でやりたい事なんて何もない、という人がたくさんいると思います。仕事とはやらなければならないことを、苦行として行っていくんだ、と長年の間、思いながら働いてきたのだから当然です。

やりたい事を見つけるアクティビティ

そこでアクティビティをやりましょう。これは個人でやっても集団でやっても構いません。それぞれに発見があります。理想的には個人でやってみた上で集団でもやってみると、ダイバーシティを実感する様な異なった見方に遭遇する確率は高いと思います

何をするかはシンプルです。自分がしている仕事が3年後にどの様な状態になっていたいか、を考えます

3年後というのがひとつのミソです。一年だと発想が「出来そうなこと」に寄ります。5年だと遠すぎてイメージがわきません。今年1年位では出来そうにはないけど、これが出来たら楽しいな、やってみたいな、と思えるのが3年です

また自分がしている仕事、を自分が所属しているチームや、より大きな部門に広げて考えてみても良いでしょう。この場合は発想がより大きくなるかもしれません

なりたい状態に変えるためのアクション

なりたい状態が描けたら、そこに到達するためのアクションを考えます。個人の場合には、これらが個人目標になり、組織の場合にはプロジェクトになっていく訳です

このプロジェクトをやると、社員のやる気が違います。なりたい自分たちになるために、やりたいことをしている訳ですから当然です。

やる気がでるプロジェクトがあれば他の仕事への取り組みも変わります。いままでは単なるやらされ仕事・やらなければならない作業だったのが、なりたい状態にたどり着くためのひとつの要素に位置付けが変わるからです

やりたい事を考えても良いというマインドセット

この一連の取り組みのカギは、(やらなければならないことではなく)やりたいことを考えて良い、それを仕事にして良い、というマインドセットへのシフトです。

ここに最初は時間がかかるかもしれません。ぜひうまく切り替えて、やる気が個人として、組織として持ち上がることを願っています

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