在宅勤務で集中できないと感じていませんか。通勤地獄から解放されて1日全体の時間効率は上がった一方で、以前ほど仕事に集中できないために、成果が上がりにくいという人がいます。
”なかなか仕事に取り掛かれない”、”ついついスマホやテレビを見てしまって仕事に戻る気にならない”、”仕事をひとりで黙々としている感じなので、オフィスと違ってやる気になりにくい”、”休憩をいつ取るのが良いかがわからず、ダラダラと仕事を続けてしまって、かえって仕事がはかどらない”等を感じる人に向けた、すぐできる対処法を紹介します
疑似オフィスの環境を作って、仕事モードに入る
会社だと、仕事をするためのデスク、椅子、モニター、会議室、同僚などが揃っていて、そこにいくだけで精神的に仕事モードに切り替わります。
一方で在宅勤務の場合には、多くの人がリビングのテーブルや、ワンルームの部屋で仕事をするでしょう。仕事専用のデスクがある人でも書斎がある人は稀で、大抵は寝室や子供部屋の一部に机をおいて仕事をしているという環境が多いはずです。当然会議室や同僚はいる訳がありません。
この環境で、オフィスと同じ様な仕事モードへの切り替えは難しく感じるのも当然です。
そこで、たとえ仕事場がリビングでもワンルームでも、このモノたちに囲まれたら仕事だ、と感じられるような状況を擬似的に作ってしまうのが、ひとつの対処法です。
メモやペンなどをまとめておけるバッグインバッグやポーチ、モニター、ノートパソコン台、独立キーボード、デスクライト等々。
例えばリビングのテーブルを片付けて、これらのアイテムを配置することで、疑似オフィス的な心理状態を作り出して、仕事モードに入ることができます。
集中力を散らすアイテムを、疑似オフィスから遠ざける
仕事モードになるアイテムに囲まれることと同時に、遊びモードになるアイテムを遠ざけることも効果的です。ふっとスマホがなって、Twitterを見たら気になる投稿があって見始めたとか、テレビのリモコン何気なくいじったら、昔見ていたドラマの再放送やっていてついつい見ちゃった、みたいなことをなくせます。
テレビのリモコン、スマホ、ゲーム機などを、立ち上がって取りに行かないといけない場所に置きましょう。そしてスマホは電源オフまたは少なくともマナーモードにします。
手元にスマホがあって、ふっとSNSを見てしまうだけで、元の生産性に戻るのに、20〜30分かかるという研究もあります。気が散る要素を周りに置くのを止めるだけで、大きな違いが生まれます。
決まった時間に起きて外に出る
通勤をしていた時には、否が応でも家の外に出て外気に当たり、目が覚めたり仕事への心準備ができていったものでした。在宅勤務では、このメリハリがなくて、朝起きてから外に出ること無く、下手をするとカーテンを開けたり、外気に全く当たることもなく仕事を始めているケースがあると思います。
朝の陽の光を浴びるのは、睡眠から覚醒へと脳の活動状態を変化させてくれます。この作用を活用するために、少しでも外に出て外気に当たるようにしましょう。歩くことで体も覚醒されます。
会社の人とあいさつをする
会社に行くと同僚とあいさつして席に着くということを自然にやり、仕事モードに入っていたと思います。在宅勤務だと、その切れ目、小さな動作がありません。所属している課やチームでグループのチャットなどを用意して、朝の仕事を始める時にあいさつをする様にしましょう。これだけで、仕事をするマインドに切り替わりやすくなります
週単位の目標と日単位のto doの時間割りを決める
出勤している時と比べると、どうしてもコミュニケーションの量は減りますし、諸々のチェック機能が働きにくくなります。目指していた成果が上がらずに慌てたり、納期遅れで周りに迷惑をかけたりしない様に、週単位の成果目標を書き出すクセをつけましょう。
それをもとにして、毎朝その日にやることをto doリストとして書き出しましょう。この時にやった方が良いのは、ひとつひとつのto doにかける時間を見積もることです。ダラダラと時間をかけ過ぎて、全体としての成果が小さくなるのを防いでくれます
集中する時間を決める
ひとりで仕事時間中ずっと集中し続けるのは困難です。ポモドーロテクニックという時間管理術があります。集中する時間を25分と決め、短い休憩をはさんで仕事をしていくやり方です。
こういった方法を決めると、むしろ休みをポジティブにとれ、集中している時の生産性も上がるので、一石二鳥です。
まとめ メリットを享受するために
コロナ禍で在宅勤務が一気に広がりましたが、在宅勤務だと集中できない、結果として成果が上がらない、という状態が続くと、「やっぱりみんなで出社して顔を合わせて仕事しないと」に逆戻りしかねません。
在宅勤務で得られているメリットを今後も享受するためにも、在宅勤務の生産性を上げていくことに工夫をこらしていきましょう。
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